年子育児の悩みは成長とともに変化するものの、尽きる事はありませんよね。
お風呂や食事、お出かけと挙げればきりがないのですが、中でも私が一番大変だと思ったのが、「寝かしつけ」です。
これさえ終われば戦場のような1日が終わるのに、なかなか終わりません。
1時間~2時間かけて寝かしつけているかたも多いのではないでしょうか。
様々な成功体験や方法を読みあさってできそうなものは試してみました。
きっと信じて続ければどの方法も効果を測定できたのかもしれません。
でも、今日にでもこの状況を脱したい!と思っていた私にとって、重要なのは即効性でした。
年子の寝かしつけに悩むママに少しでも楽になってもらいたい!!
自分の楽しみを満喫して欲しい!!
そんな切なる願いを込めて、現在4人の子供を育てている私が試して効果があったいくつかの方法を紹介します。
年子の寝かしつけ事情
「さあ、これで今日も寝かせたらおしまいだー!」と少しママのテンションが上がる時間。
でも、この、寝かしつけ、がママの最大の敵ですよね。
我が家には、4歳、2歳の年子男子と0歳の女子がいます。(あと中学生のお兄ちゃんも)
眠たくなるタイミングはみんなバラバラですし、そもそも年子男子はずーっとテンションMAXなんで、まず素直に寝に行くなんてことは皆無です。
おしっこー!のどかわいたー!まだ遊ぶー!それぞれの要望に対応していると永遠に寝室に行けないんです。
早寝早起きはさせたいし、子供が寝た後は少しでも自分の時間を楽しみたい。
そんな気持ちが高まると、だんだんイライラしてきます。
何とか寝室へ行ったとしても、布団を投げてみる、布団にくるまってみる、マットレスをトランポリンかのようにジャンプする、壁やお互いにぶつかる、泣く、そしてまた喉がかわく。。。リビングへ逆戻り。
我が家のみならず、きっと寝かしつけに苦労しているお家は多いだろうな、と思います。
家事のタイムプランが崩れるし、自分の至福のひと時が減るのはストレスでしかありませんよね。
そして最悪なのが、自分の寝落ちです。
夜中遅くにふと目覚めた時のあの絶望感ったら無いです。
そんな我が家ですが、年子が産まれてから色々と試行錯誤して来ました。
効果があった寝かしつけ方法
お兄ちゃんが1歳4か月の頃に弟が生まれたので、まだまだ上の子の寝かしつけにも苦労する毎日でした。
それぞれに合った方法は見つけられても、2人同時となるとなかなか難しいものですよね。
調べるといろいろな寝かしつけ方法があるので、まずは何でもやってみる、というのが良いと思います。
ママの時間を少しでも楽しむ為に、子供達に少しでも早く、安心して眠ってほしいですもんね。
数々試した中で、少しでも効果があったな、と思った方法を紹介していきます。
オルゴールを流す
いくつかのサイトでオルゴールを流すと、リラックス効果があるので寝てくれるという情報を得て、やってみました。
これは、赤ちゃんの時期には一定の効果があったように思います。
確かに、昔から子守唄があるように、音楽は眠りに導いてくれるんですね。
ゆったりした高音のオルゴールは生後間もない頃のお兄ちゃんには良く聞かせていました。
お兄ちゃんが1歳4か月の頃、弟が産まれてからは、オルゴールの優しい音色は聞こえない程、2人して泣き叫ぶようになりました。
タオルやぬいぐるみを持たせる
そんなことか!と思われてしまいそうですが、授乳時に使っていたタオルを持たせて寝ると、安心するのかずっと持って寝ていました。
寝返りをしてもタオルのポジションだけは把握している、というすご技を見せてくれます。
弟に授乳などしなくてはならず、お兄ちゃんと添い寝できない時、このタオルが地味に一番役立ちました。
保育園に通いだしても、このタオルは3歳まで手放しませんでした。
予備の1枚まで持っていく程、息子自身の安心グッズとなっていたようです。
他にもお気に入りのぬいぐるみを大きくなるまで、必ず抱いて寝ていた、なんて話も良く聞きますよ。
綿棒で耳をこちょこちょする
お兄ちゃんは耳をこちょこちょするのが好きです。
弟に授乳をしながら、お兄ちゃんの耳をこちょこちょとするとうっとり寝落ちしてくれる時期がありました。
もう眠たくて、でも寂しくて寝られない、という時には役に立ちましたが。
でも、弟が動くと少し危ない、良く見えない、というデメリットもあります。
寝かしつけの授乳はミルクにする
年子だとやはり上の子は多かれ少なかれ赤ちゃん返りをしますよね。
我が家も生まれて数か月後に何だか情緒不安定になって、これが赤ちゃん返りなのかーと実感しました。
上の子は断乳していたので、再び母乳に戻ることはなかったのですが、やはり、ママが弟に授乳している時はやたらかまってオーラが出ていましたね。
まだ上手に話せないので寂しそうな声で良く泣きました。
日中は仕方ないので、授乳しながら膝に座らせるようにしていましたが、寝かしつけの時はそうもいかないので、ミルクをあげる事にしていました。
不思議とミルクならあまり泣かずに済みましたよ。
下の子を泣かせる
もう仕方ないの、宿命だと思ってね、と弟に(自分に?)言い聞かせ、下の子はミルクでお腹を満たしたら、置く。
その時、「ねんねだよ。おやすみ~」と必ず言って、布団に置いていました。
眠くてぐずるんですが、しばらくはそのまま泣いてもらって、お兄ちゃんと添い寝をします。
これはもう限界か?という所まで来たら一旦抱っこして泣き止ませて、また置きます。
これを繰りかえします。
お兄ちゃんには、添い乳を乱用していて、夜中も起きるたびに楽ちんに寝かしつけをしていました。
でも断乳をすると良く寝るようになったので、弟には添い乳をしない!と決めていました。
ママも眠くてしんどいんですが、一旦起き上がって授乳する。
(本当にお腹が減ったか喉が渇いた様子でなければ、授乳もしません。)
その時、寝落ちさせないことが重要です。
満足したらまた「おやすみ~」と言って置く。
寝る為の安心アイテムとしておっぱいを使わなかったことで、自分で寝る力が弟の方が高くなりました。
いっときは、泣いているのに放置している罪悪感で、ママがつらくなりますが、すぐに上手に寝てくれるようになりますよ。
部屋を真っ暗にする
しばらくは、おむつ替えの時に不便だったり、子供が不安になるんじゃないかと思って、部屋の電気は豆電球をつけた状態で眠らせていました。
でもだんだん目が慣れてきて、覚醒したりします。
なので、寝る態勢に入ったら、電気を真っ暗にします。
最初は少し怖がりましたが、そのうちにこれは入眠の儀式なんだ、と理解するのか寝ようとしてくれるようになりました。
夜中のおむつ替えは、スマートフォンのライトを良い具合にあてて、やってました。
これは我が家ではなかなか効果がある方法でした。
本を読む
それぞれに好きな本を持ってとりあえず寝室まで連れて行く、という意味では本を読む方法はとても有効でした。
年子がまだ赤ちゃんの頃は短い絵本でも十分満足してくれたのですが、2歳を過ぎてくると、図鑑だったり、車の本だったり、少し長めの物語だったりと好みも違ってきて、読むのも一苦労。。。
おとなしく布団の中で読み始めたはずが、次第に楽しくなって興奮してしまい、結果的に再び布団に入るまでが長い時間かかるようになりました。
ドリームスイッチ
ドリームスイッチは天井をスクリーンにして、映像を映し出すプロジェクターのようなものです。
絵本を読む時間すら億劫になってきた頃、あるサイトでこの商品を知りました。
家にあるのはディズニー映画を10分程度にまとめたストーリーが30種類入っているドリームスイッチです。
これは効果抜群!まずお話を聞く為にすんなり寝室に行きます。
今日はどのお話にしようかと年子2人でわくわくしながら決めて、あとは部屋を暗くして布団に入ればお話しの始まりです。
リモコンも付属しているので、親も寝ながら操作ができます。
何よりも、一緒に布団に横になって天井に映し出される映像を見るので、穏やかな気持ちでいられるのが最高です♪
1話が10分程度なので、それで寝付けそうになければ2、3話見ているうちに自然と寝て行きます。
ナレーションも落ち着きのある声と速度で気持ちを落ち着けてくれるみたいです。
お話に少し飽きたら、お楽しみコンテンツ9種類、言葉のコンテンツ(英語もある)11種類と本当に長い期間飽きずに楽しめますよ。
ドリームスイッチなら、パパでも寝かしつけが出来ます。
ママはゆっくりと家事をしたり自分の時間を満喫できますよ~。
注意点は、自分も寝落ちしてしまうこと位です。
これは一押しアイテムです。
ディズニー&ディズニー/ピクサーキャラクターズ Dream Switch ドリームスイッチ【送料無料】 価格:16,279円 |
年子は可愛い
年子の寝かしつけはイライラする事も多いですよね。
でも、振り返ればきっとほんの一瞬なんだと思います。
この前までずっと抱っこだったのに、今では2人で会話をしながら仲良く遊んでいたり、いたずらも2人一緒です。
お友達と遊べなくても、お家にいつも一緒に遊ぶ相手がいるって子供にとってみればすごく嬉しい事なんだろうなって感じます。
やること2倍(双子ちゃんはもっと大変だと思います)だし、何でも時間がかかりますが、洋服やおもちゃを共有できたり、経験が新鮮なうちに、また同じ育児を出来るのは、ママにとってみれば楽ちんなのかもしれませんね。
弟は四六時中お兄ちゃんの後ろをついて回っています。
何でもまねっこして、時には激しくケンカもしながらすくすくと成長してくれています。
毎日の事でイライラするときもありますが、ママが楽になる為に、便利なものは駆使して、ママも楽しめる日々が一番です!
まとめ
- 年子の寝かしつけは大変
- 年子の寝かしつけには月齢にあった方法がきっとある
- 年子の寝かしつけは、下の子のトレーニングが効果的
- ドリームスイッチは年子の寝かしつけに最適
- ママも楽をしながら年子育児を楽しもう
ワンオペで毎日奮闘しているママも、パパでは寝てくれなくて困っているママも、きっともっと楽にできる方法があるはずです。
それを見つけた時、今までは何だったんだろう、と一気に目の前が明るくなった様に感じます。
一緒に寝られるのも長い育児の中でほんのつかの間の事です。
是非、子供と一緒に楽しんでくださいね!
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